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アパレルの婦人服を展開していた三鈴が倒産 破産手続き開始決定

帝国データバンクによると、東京都品川区西五反田に本拠を置く婦人服メーカーの「株式会社三鈴」は、9月30日付で事後処理を弁護士に一任し、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。「株式会社三鈴」は、9月30日に東京地裁に自己破産を申請し、同日同地裁より破産手続き開始決定を受けた。

当社は、1963年(昭和38年)11月に創業、70年(昭和45年)3月に法人化。

20~30代前半の女性をターゲットとした婦人服・服飾雑貨の企画、製造及び販売を手がけ、トップス、アウター、ボトムス、スカート、ワンピースなど幅広い製品を自社ブランドで取り扱い、「Rew de Rew(ルゥデルゥ)」、「LD prime(エルディープライム)」、「Shop DADA(ダダ)」を運営していた。

また、近年は自社オンラインショップ「Platinum Label」を中心にEC事業も手がけ、2020年10月には雑貨ブランド「ZOYA」を立ち上げていた。

売上のピークとなる97年3月期には年売上高約142億3300万円を計上していた。

しかし、景気低迷による売上の減少で業績が悪化すると、その後は親会社が度々変わるなど経営の安定性に欠け、

この間、赤字店舗や不採算事業の整理、親会社のIT技術を活用したEC販売の強化など事業構造改革に努めたものの奏功せず、2020年3月期の年売上高は約25億円にとどまっていた。

コロナ禍もあって2021年3月期の年売上高は約9億8900万円とさらに一段と落ち込み、債務超過に転落。

今年8月にはIT企業の子会社となっていたが、今回の措置となった。  負債総額は約6億6000万円の見通しです。