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コムデギャルソン 川久保玲(COMME des GARÇONS)

川久保玲(COMME des GARÇONS)について

コムデギャルソン創設者でありファッションデザイナー

「COMME des GARÇONS コムデギャルソン」創始者で株式会社コムデギャルソンの代表取締役社長兼服飾デザイナー。

1987年当時、パリのコムデギャルソンで働いたイギリス人の夫は、コムデギャルソン・インターナショナルのCEOである。

東京生まれの川久保玲は、慶應義塾大学哲学科卒業後、繊維メーカー旭化成に入社したが3年で退職し、その後フリーランスのスタイリストを経て、1973年に「コムデギャルソン」を立ち上げる。

1981年にはパリコレに参加し、西洋の独特なデザインとは異なる、直線的でノンセクシャルなデザインを表現し、パリのファッション界にインパクトを与えた。

黒の衝撃

黒一色で,布に穴があいていたり,ゆがんだり,ねじれたりでどこが袖か身ごろかわからないような前衛的なデザインを発表し,フランスのファッション界に衝撃を与えた。黒を基調とすることから「カラス族」といった流行語も生れた。

その後、1982年、1997年のパリコレにも参加し、コムデギャルソンブランド認知を拡大している。

2012年、米CFDAファッションアワードを受賞。

2013年2月、エルメスとのコラボレーションで「Comme des Carrés」(コム デ カレ)コレクション発表

現在も年に4回のコレクションをパリで発表しており、そのクリエーションは衰えを知らない。