ナイロンについて
ナイロンとは
ナイロンは、アクリルやポリエステルと共に3大合成繊維と呼ばれており、
ポリアミド合成繊維の種類のことで、世界初の合成繊維です。
合成繊維とは石油などから人工的に合成される繊維のことです。
太さを表す単位「デニール」で表示され、
数字が大きくなるほどナイロンが厚く、丈夫なものとなります。
軽さと耐久性を兼ね備えたナイロン素材。
汚れても簡単に拭きとれたり、濡れてもすぐ乾いたりと、使い勝手の良い素材です。
撥水加工が施されたものや、より強度のあるものなど加工方法によって様々な特性を持ちます。
ナイロンの特徴
・耐久性が高い
・熱に弱い
・弾力がある
・吸湿性が低い
特筆すべきは耐久性が高いこと。
ナイロン素材の中でも特に耐久性のあるのが「バリスティックナイロン(バリスターナイロン)」。
高密度繊維をナイロンにしたもので、防弾チョッキにも使用される。
他にもブリーフケースやビジネスバッグなどに使われることもあり、
ビジネスマンの激しい使い方にも十分耐えられる強さを誇ります。
引っ張っても簡単には破けませんし、摩擦を起こしても表面がすべすべしているためほとんど傷みません。
ただ熱に弱いのも大きな特徴の1つで、熱に当てることでビニールのように溶けてしまいます。